東海地方における観光情報学の研究を推進するため,「とうかい観光情報学研究会」を設立して2年目に入りました.「とうかい観光情報学研究会」は,観光情報学会(http://www.sti-jpn.org/)の研究会のうちの一つです.
今年も,とうかい観光情報学研究会を下記のとおり開催いたします.
【スケジュール】 13:00 オープニング 13:05-13:30 発表1 (1)中島恵(東京経営短期大学) 「シルク・ドゥ・ソレイユの国際展開戦略 −オリエンタルランドとの戦略的提携を中心に−」 13:30-13:55 発表2 (2)小林えり,中里主哉,斉藤和巳(静岡県立大学),風間一洋(和歌山大学),吉田光男(豊橋技術科学大学) 「観光イベントにおける位置情報ツイートによるユーザ行動分析」 13:55-14:20 発表3 (3)橋本晃太,小暮悟,野口靖浩,小西達裕,近藤真,伊東幸宏(静岡大学) 「旅行ブログの意味解析結果を利用した旅行プランニング支援システム」 14:20-14:45 発表4 (4)福田優平(静岡大学) 「2020東京五輪開催に向けた訪日外国人向け観光戦略案」 (休憩) 15:00-15:25 発表5 (5)鈴木優伽,斉藤和巳(静岡県立大学),風間一洋(和歌山大学) 「重み付き回遊行動中心性による抽出スポットの安定性評価」 15:25-15:50 発表6 (6)鈴木祥平,倉田陽平(首都大学東京大学院) 「観光客誘致に向けたTwitterによる情報発信の内容分析 -東海地方の市町村観光協会を対象として-」 15:50-16:15 発表7 (7)村井梨乃,野村誠一郎,稲垣直子,杉山岳弘(静岡大学) 「浜松市の観光業界団体における観光情報の管理と流通の現状」 16:15-16:40 発表8 (8)中根貴和,浦田真由,遠藤守,安田孝美(名古屋大学),毛利勝廣(名古屋市科学館),浜谷卓美(凸版印刷株式会社) 「プラネタリウムの教育的機能の補助を目的とした「VRscope」の活用と考察」 16:40 クロージング
東海地方は,日本の中心部に位置し,白川郷,熊野古道伊勢路,富士山という世界遺産や,伊勢神宮や名古屋城なども有名である.また,名古屋の味噌カツなどの地域独特の食資源を有しており,近年では富士宮焼きそばなどのB級グルメも知られるようになった.このように,東海地方には,世界遺産,歴的建造物,食など多くの観光資源が存在する.本研究会では,愛知県,岐阜県,三重県,静岡県の4県から構成される東海地方を基盤に,観光情報の分析と活用や,観光資源の有効利用について情報を活かした研究を行い,さらに,ICTを広く活用し観光産業を介して地域社会に貢献する.特に,以下の事項について力を入れていく.